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人間関係を中心に書いていく予定です

新人の仕事の人間関係構築法1

 

(1)「わかりましたありがとうございました」

仕事を教えてもらったり、代わりに何かしらの仕事をやってもらったら、「わかりました」だけでなく、必ず「ありがとうございました」と感謝の意を付け加える。「わかりました」だけだと、「せっかく教えてやったのにありがとうもないのか」と不快に感じる人も居る。「わかりました」と「ありがとうございました」は必ずセット。これは癖になるくらい家で練習するのがいい。

 

(2)細かいことでも質問する

大丈夫であろうと思う事でも、念のため確認したほうがいい。基本的にどんな人間も意識しなければ説明不足になる。

細かいことを質問しないで、これでいいだろうとの認識で仕事を続けていると、いつの間にか「何故そんな方法使ってるんだ」「なぜあれをしないんだ」と指示者の考えと離れている場合があり、それを防ぐためにも早いうちに擦り合わせをしていく必要がある。いくら指示者や教育係でも、新人の行動が間違っていたり、こうした方がいいと思うことがあっても、すべてに対して指摘してくれるわけではない。細かいことだからいいやとスルーしたり、指示者側から言いにくくなったりしている場合もある。合っているから指摘しないのか、間違ってるけど影響が小さいから指摘しないのかの判断はできないので、こちらから歩み寄って、細かい疑問を投げかけていく必要がある。

例えば「これはこの上に載せていいですか?」「あの箱をこっちに移動してもいいですか」「これもらっていいですか?」「これは半端な状態で移動しても大丈夫ですか」といった具合で質問する。

細かいことでも、「細かいことなんですけど」「細かいことで申し訳ないですけど」と前置きすれば、なぜその程度のことで話しかけてくるんだと思われることはない。

いいと言われる可能性が極めて高いときは「この上に載せておきます」というように報告の形で言ってもよい。もし間違えても、その報告を聞いた人が指摘を入れてくれるので、質問でなく報告でもよい。

 

(3)質問は基本リーダー格に

ほとんどの人はリーダーの人の指示に従って動いているので、質問は直接リーダー格の人にした方が、正確な情報を受け取れるのでよい。他の人に聞くと又聞き状態になり、微妙にリーダーの本来の指示と違う答えが返ってくることもある。リーダーから一番下まで完全に正しい情報共有をしている職場は少ない。新人のうちは直接リーダー格の人に質問して答えを聞くのがいい。

 

(4)移動は宣言してから

トイレや休憩に入る時や、仕事場を移るときは、一緒に仕事をしている人全員に伝えるようにする(休憩時間が全員同じ場合は休憩時はしなくてよい)。大声で言うわけではなく、移動しながら一応一人一人に聞こえるように伝えるという感じ。

誰にも言わずに移動するとまずいのはもちろんのこと、伝えるのが一人だけだと、運悪くその一人がいなくなる時があり、その間にほかのメンバーが「誰にも言わないでトイレに行ったのでは?」と思ったり、「今いないけどサボっているのでは?」との疑念がわきあがり、その不快さを数人で共有してしまう場合があり、イメージを悪くしたり責められる可能性を増やす。常に、誰からもサボってると勘違いされないような行動をとることが必要。宣言時にいなかった人には、帰ってきた後に「トイレに行ってました戻りました」「お疲れ様です休憩行ってました」といった声掛けをする。こういった宣言や声掛けは、他メンバーとの会話数が増えて、日常の会話が円滑になる作用もある。

 

(5)指示は具体化してもらう

「(やや遠くから指をさして)これやっておいて」と指示を受けたとする。しかし「これ」の認識は人によって違う。「これ・それ・あれ」「ここ・そこ・あそこ」はよく相互の理解に隔たりが生じる。指示された物の隣まで行き、手で指し示しながら(触りながら)「ここからここまでということで…?」というように聞き返したり、「1段目から5段目までですね」「緑と黄色のケースだけやって、こっちの赤いケースは特に手をつけなくても大丈夫な感じですか?」といった再確認をして、範囲を明確にしてもらう。あたりを見渡し、付近にほかの仕事が残ってたりしたときは「こっちの方はやらなくていいですか?」等をあらかじめ聞いておき、指示者の見落としを救済できればなおいい。

とにかく「ここ」の認識が新人と指示者との間で違い間違いが生じると、指示者が新人に責任転嫁してくることもある。自分の間違いだと責められないように、上にあげたような方法でしっかり確認することで、理不尽な責めから自分の身を守ることができる。

 

(6)メモをとる

人間、メモをとらないと忘れてしまう。メモや資料がなければ空き時間に振り返ることもできない。仕事用に、ポケットサイズのA6のメモ帳とボールペンを常に携帯するのがいいかなと思う(他に自分のやり方があるのなら自分のやり方でいいが)。今まで「メモを取るな」と注意する上司が2人?いたが、自分はどうしてもメモしないと覚えられなかったので、覚えたいことを脳内で連呼して内容を覚えて、タイミングを見計らってトイレに行くか、誰も見ていないところで高速で情報をメモしていた。メモ取るな派は「何度も手帳を見返すようだと手帳を頼って覚えられないからよくない」との意で言う事が多い。主の意味はそれなので、メモ帳を仕事中に見返さなければ文句は言われない。上司の指示に従わなかったということになるが、自分にとっては覚えるためにもメモは重要だったのでそういう方法をとった。

名前を覚えるのが苦手な人は、名前もメモして覚えるのがいい。ただし、本人の自己紹介直後にメモ帳を取り出してメモするのは明らかに不審がられるので、本人がいなくなってからにする。役職と名前だけ。ほかの情報を書き込んだら、メモ帳を落とした時に自分の欄に書かれた内容によっては不快な思いをしたり不審がられ大変なことになるので、その人の特徴とかの情報は乗せず名前と役職だけに留めておく。自己紹介をした日時を記入してもよい。名前と役職だけでも人名を覚える手助けになる。

 

(7)メモには教わった日付と教えてくれた人の名前を書く

教えてもらったやり方が間違えており、「誰に言われたの?」とよく聞かれた記憶があるが、新人の頃は内容を覚えるので精いっぱいで、誰に教わったかを覚える余裕はない。無責任にも間違えたことを教えて「教えたのは自分ではない」と責任逃れする悪い先輩も居るので、名前と日付を記しておく。自分の場合は名前日付と時刻まで書いてた。

職場内では先輩同士で意見が合わないまま日常の仕事が進んでる事も多い。その時、自分の勢力拡大のため、新人を利用し、自分だけのやり方を教え込む人がいる。その意味もあって名前を記入しておくのがよい。大変に面倒臭いのだが、どうしてもやり方が対立している場合は、ある人がいるときはやり方Aで、ある人がいない時はやり方Bで、といったように仕事の手法を使い分けるしかない。その時の一番上にあたる人の指示に従うのがよい。

 

(8)仕事以外の質問には答えて同じ質問を返す

相手から仕事以外の質問(例えば、「どこから通ってるの?」「なにで来てるの?」とか)が来たら、質問に答えたあと必ずこちらからも聞き返す。こちらも相手に興味があることを示すため。会話が一方通行状態だと、徐々に敬遠され、話かけられにくくなってしまう。

 

 

(9)~(19)

https://zakkimemocho.hatenablog.com/entry/2022/10/09/134252

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